Philosophy

ファミリービジネスのオーナーからよくこんな問いかけをいただきます。

「大企業のリーダー育成と、私たちのようなファミリービジネス、中小企業のリーダー育成は違う、だから育成はうち独自でやった方がよいのではないか・・。」と。

確かに大企業ではしくみが充実しています。入社時のマンツーマン制度やメンター制度から始まり、リーダートレーニング 管理者研修 人事考課者訓練。様々なフレームワークの中で育てられていきます。4-5年で仕事が変わるジョブローテーション制度も明らかに人を育てています。このように大企業には豊かな機会があります。それではその機会が少ないファミリービジネスや中小企業のリーダーたちはどこで何によって育っていくのでしょうか?トレーニングでしょうか?背中を見ることでしょうか?誰の背中?この時代その背中はいくつあるのでしょうか?

むしろ大企業では出来ないことがファミリービジネスでは出来ることもあるのではないでしょうか?物理的な距離が近く、リーダーの与える影響力の大きさと速さを考えたとき、むしろそれらを独自の強みに変えるような視点がいるのではないでしょうか?私はこう考えます。

「今のリーダーが自らの人材育成力を高めること。人任せにせず。」

私たちの仕事
コーチ型リーダーの創出

私たちは、コーチ型リーダーの育成とそのサポートに尽力します。コーチ型リーダーとは、周囲にポジティブな影響力を発揮し、その結果として人が育ち、その人たちと共に業績や成果につながる具体的な状況を創りだすことの出来るリーダーです。

コーチ型リーダーが
創り出すもの

コーチ型リーダーには人が近づいてきます。彼らは威圧や権威で自らを大きく見せようとしないからです。そのエネルギーをメンバーの成長と能力開発に使います。コーチ型リーダーになるためには、対話(ダイアログ)に関する新しい理解が要ります。対話は会話とは違います。対話はその人が物事に対して意味づけてしてきたプロセスを共有し、相互の違いを知り、結果として新しい意味を探しあてていくとてもクリエイティブな時間なのです。
結果として社内のコミュニケーション量が増えます。やりとりが変わります。お互いの成長のためのフィードバックも生まれます。物事を明るく進めるためのユーモアも生まれます。その他には、何を生み出せるでしょう?まだまだありそうです。コーチ型リーダーの下で育った人たちはこれから先どんなことが出来るのでしょうか?どんな未来を創るのでしょうか?